猫の記録屋

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リィナ・サリヤ

Author:リィナ・サリヤ
初めまして、こんにちわ
2回目以降の方またの
ご訪問、ありがとうございます
和音と申します。
りぃな、とお呼びください

主に小説を
メインとして扱っております
自分で創った小説なども
載せていくつもりなので、
感想等頂けましたら、
嬉しい限りです(ルン♪)

このBLOGの小説を、
・勝手に複製
・転載
・似たようなものを創る
等は、禁止しております

相互リンク募集中です
宗教、アダルトサイトの方は
申し訳ありませんが、
相リン、リンクはしておりません
一応リンクフリーですが、
一声掛けて下さると嬉しいです

余談ですが、普段の私は
こんなに口調が
綺麗ではありません(爆)
なのでそのうち
ボロが出ると・・orz

お茶会の記録

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午後のお茶会
まったりのんびり、時々せわしく 時が歩みを止めることはなく
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Mind~それぞれの悩み~(7)

「お、8班かーー
 あれ・・・8班って、男子1人のとこじゃ・・・」
 松原さんの隣を通る時、そう言ってるのが聞こえた
 教壇まで歩いていって、くじを引く
 席に戻って開けて見ると、8班だった
 松原さんと一緒・・・なんか、うるさそう
 私がそう思ってるのも知らずに
 松原さんは私に声をかけてきた
「お!柏崎さんも一緒の班?!よろしくねーー!!」
 勝手に私の紙を覗いたらしく、
 松原さんは私に握手を求めるように手を差し出してきた
「よろしく」
 私は手を握り返そうとせずに言った
 彼はにっこり笑うと、
「あとは誰が一緒になるんだろうねー」
 と言ってきた
「さぁ。周りに聞けば?」
「あぁ、だね!桑原さん、何班?」
「え、私?
 私は、8班だよ」
「じゃぁ一緒の班だね!!これからよろしく!!」
「え、あ、うん・・・・」
 桑原さんは、松原君が握手を求めると彼の手を握り返した
 気のせいか、桑原さんの頬が赤い気がする
「柏原さんも・・・よろしく・・・」
 おずおずという感じで、私に握手を求めてきた
「・・・・」
 なんだか久し振りに女の子に話しかけられた気がする
 よく分からないけれど、まともに顔を見る事が、出来なかった
「柏崎、桑原と握手してやれよ」
 楠木さん・・・?はあたしの机の隣に来るとそう言った
 私は桑原さんの手を握る
 下を向いて握っていたら、桑原さんが
「・・・よろしくね」
 と、明るい口調で言った
「え、えぇ」
「なぁ柏木。
 なんでお前ここにいるんだ?」
「ん?あぁあたしも8班になったんだ、よろしくな」
「へーよろしく!!」
「で、この班は誰が班長と副班やるんだ?」
「あーお前でいんじゃないの?」
「えあたし?やだよ。めんどくさいし」
「いーじゃん別にーー」
「あたし途中で投げ出すかもよ?」
「お前が投げ出したら俺が受けとめて投げ返してやろう!!」
「・・・あんたら、いつまで手握ってんの?」
「「え、あっ」」
 私と桑原さんは、お互い手を引っ込めるように離した
「・・・・はぁ」
 何故か松原さんは溜息をついている
「柏崎さん、私の事、つむぎって呼んでください」
「えっ?え、えぇ・・・」
「8班の班長、こいつでいい人ーー!!」
 松原さんは、楠木さんを引っ張ると、指差した
「私は別に誰でもいいわ」
 私がそう答えると、松原さんはうんうんと頷く
 ちらっと桑原さんを見ると、
 俯いて、あまり良さそうな顔ではなかった
「わ、私も楠木さんでいい、と思うよ。うん、適任だよ!!」
 彼女はパッと顔を上げるとそう言った
 もしかして桑原さん、松原さんの事・・・?
 楠木さん・・・・なわけはないだろうし
 さっき彼と楠木さんが話していた時も、
 彼と彼女の会話を
 気になって仕方がないという風に聞いていたし、
 今だって・・・・
 って私何考えてるのよ
 そんな他人の事なんてどうでもいいじゃない
 そうよ、所詮は他人、いつかはさよならするんだから・・・
「じゃ、8班の班長は楠木でけってぇぇい!!」
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Mind~それぞれの悩み~(6)

 あぁもう
 担任うっせぇんだよ・・・
 折角寝れたと思ったのにさ・・・・
 あたしが担任を睨んでるのに
 気づいてんだか気づいてないんだか知らないけど
 担任は社会の班決めの事を話し出した
「さて、どこまで進めたんだっけな・・・あぁそうだ
 今 度の社会科研究で、一緒に行動する班を決めるんだったな」
 あたしがまた寝ようとしたら、こっち見てきやがった
 ちぇっ・・・
「えーーこの前のHRで、決め方はクジ・・・になったんだよな?」
 そうでーすと、松原が律儀に答えた
「んじゃぁ、今日は、クジを引いてもらう事にしよう」
 そう言うと担任は、
「学級委員、クジ作ってくれ」
 と、学級委員に、プリントのあまりを渡した
 んだよ、自分で作ればいいのに・・・
 学級委員がクジを作り終えるまでの間、周りは雑談に包まれた
 一緒になれるといいね、だとか、
 ~君と一緒になれるかな、だとか・・・
 そんななか担任が
 誰も聞いてないだろうに、班分けの再確認をした
「えーうちのクラスは32人だから、4人班が8班出来るわけだ
 んで、女子のほうが3人多いから、男子には悪いが
 1班だけ女子3、男子1の班が出来る事になる
 で、普通の班は男子2、女子2の班だ。いいな?」
 担任も誰かが聞いてくれているとははなから思ってないらしい
 話し終えたら、すぐに学級委員の所に行った
「どうだ?出来たか?」
 かわいそうな学級委員は、班の番号が書かれた紙を、
 男子と女子に分けて作っていた
「もう少し、待ってください」
 チョキチョキとハサミを使いながら学級委員は答える
「出来ました」
「おぉ、ご苦労な」
 担任は男女別に分けられた
 クジの入った袋を受け取ると、教壇に戻った
「よし。じゃぁそことそこ、ジャンケンしろ
 勝った側から、クジを引け」
 担任は列の端と端を指すと、そう言った

 あぁめんどくさいな
 あたしはそう思いながら教壇に向かう
 担任の持つ袋からくじを引くと、席に戻った
 班番号は、8班、か・・・

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

Mind~それぞれの悩み~(5)

 私は一番後ろの席で、隣に机はなくて、一人席だった
 でも今日来てみたら、新しい机が置かれてた
 朝から少し気になってたけど、
 まさか転校生がくるなんて思ってなくてちょっと驚いた
 それに隣になるのが柏崎さんだなんて・・・
 別に嫌いじゃないんだけど、でも苦手な人が隣だと
 英語の時とか、どうしても話さなきゃいけない時
 私どうしたらいいんだろう
 苦手な人だったら上手く話せるかどうか心配だし、
 それに緊張しちゃって間違えたりなんかしたら最悪だし・・・

 そんなことを考えていたら、もう隣に柏崎さんが座っていた

 どうしよう、話しかけた方がいいのかな
 それとも黙ってたほうがいいのかな
 でもどうせ話さなきゃいけない時はくるんだし
 うーーーーっと、えーーーっと・・・・

「柏崎さん!俺、松原!!これからよろしくな!!」
 えぇ?!松原君が先に話しかけちゃった
 すごいな・・・どうやったらそんなに
 緊張しないで話しかけられるんだろ・・・

 私も今のうちに話しかけたほうが・・・ううん、
 松原君と柏崎さんが話してるんだから、
 私ははいらないほうが・・・
 でも、うん、うぅ~~どうしよ・・・

「おい松原!ちゃんと前向け!!」
 わっ担任だ!
 あ、松原君前向いちゃった
 どうしよ、でも柏崎さんに
 今話しかけたら、担任に怒られそうだし・・

「おい、桑原。どうした?気分でも悪いか?」
 わ、私?!
「い、いえ、大丈夫です・・・」
「そうか。ちゃんとHRに集中しろよ」
「あ、はい・・・」
 私の声はどんどん小さくなっていった
「おい楠木、なに寝てんだ!誰か楠木起こしてくれ」
 楠木さんは、隣の男子に叩かれて起きた
「楠木、ほら起きろ」
「痛っなにすんだよ・・・・」
「さて、どこまで進めたんだっけな・・・あぁそうだ
 今度の社会科研究で、一緒に行動する班を決めるんだったな」
 担任は楠木さんが起きたのを見るとそう言った
「えーーこの前のHRで、決め方はクジ・・・になったんだよな?」

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

Mind~それぞれの悩み~(4)

 担任の指した席に座ると、
 さっきの男子が後ろを向いて話しかけてきた
「柏崎さん!俺、松原!!これからよろしくな!!」
「・・・さっき言ったでしょう?
 私のことはどうぞ気にしないでくださいって」
 そう言い放つと、
 松原さんの隣の男子が松原さんを小突いて言った
「おい・・・あんま話しかけんなよ・・・」
「えぇなんでだよ?」
「だってなんか感じ悪ぃし・・・」
 話が終わったと思い教科書の整理をしていると
 また松原さんが話しかけてきた
「ねぇ、柏崎さんって何部に入るの??」
 無視してそのまま教科書の整理をしていると、
 また同じ質問をしてきた
「私部活入らないから」
 目を合わせずそう言うと
「そうなの?!じゃぁ俺と一緒なんだ!」
 と言ってきた
 ・・・こういううるさいのは、早めに私に対して失望させとかないと
 ずっとうるさいのよね・・・・・
「だからなに?」
 松原さんにひたと目を合わせて言うと
「ん?共通点があって嬉しいな♪って思ったの」
 と、屈託のない笑顔で返されてしまった
 普通の人なら、
 何も言わずに前を向いてしまうかなにか愚痴られるのに・・・
 私がきょとんとしていると、また松原さんが話しかけてきた
「柏崎さんって、綺麗な顔してるよねーー
 あ、変な意味じゃないよ??俺ニキビ目立つからさー」
 松原さんは自分の顔を掻きながら言った
「おい松原!ちゃんと前向け!!」
 担任の一喝で、
「うゎっ!柏崎さん、また後で色々聞かせてね!!」
 松原さんは前を向いた
 正直、焦っていた
 あんなタイプの人は初めて
 冷たくしてるのに、どうしてかまってくるの・・・?

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

Mind~それぞれの悩み~(3)

 外から子供の笑い声が聞える
 流行りの芸人の真似をして、みんなで笑い合っている
 でもその芸人のギャグから自分達で考えたギャグは
 あまりにも笑えない、笑ってはいけないものだった
 どうして世の中は、『死』や
 『命を落とす』という言葉が溢れてしまうようになったんだろう
 純粋無垢な、その言葉の意味を知らない子供達は

      笑ってはいけない言葉で笑い合っていた


 ボーっとしていた
 あたしの頭の中に、今朝の出来事が浮んでいた
 登校中らしき子供達の話し声
 半分寝ていた状態のあたしの頭の中に強く残っている
 本当に、どうして子供達が平気で
 『死』などというものを
 連想させる言葉を言う世の中になったんだろう
 ふと顔をあげると、新入生とやらと松原が言い合っていた
 ・・・・うっさいなぁ・・・・
 朝のHRってのは寝る為にあるんだ
 なのにこんなにうるさかったら眠れやしない
「さっきから聞いてて思ったんだけどさ、
 スパッと出身はどこですか?って聞いた方が早いんじゃないの?」
 あたしがそう言うと、松原はポンと手を打って、
「あぁ!そうだな。柏崎さん、出身はどこですか?」
 と言った
「大阪」
 と転入生は答える
 これでやっと静かになるなと思ったら、
 今度はクラスのあちこちから声があがった
 あーもーうっせぇなー・・・
 別に転入生の出身なんてどこだっていいじゃねぇか!
 あたしがそう叫ぼうとした瞬間、
「先生、もう席につきたいのですが」
 転入生のその声で、クラス中が静かになった
 なかなかやるじゃねぇか転入生
 でもあたしはあいつ好かねぇな
 目が、何も見ていない、冷めきっている
 あぁいうやつはだめだ
「柏崎の席は、桑原のとなりだ。
 あの女子の隣の空いてるところな」
 担任が目で指した席は、あたしの通路を挟んで隣だった
 ・・・・桑原なんていたっけ?
 あぁ、あたしの名前順の後ろの奴か
 印象薄いなーー

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